医療機関では、外来患者への禁煙の呼びかけとして外来ポスターを貼っている所もあります。
路上に貼ってあるポスターと比べると、外来ポスターは病院という治療のエキスパートがいる場所に貼られているので、より心に響いてきます。外来ポスターを見て、タバコをやめたほうが良いと感じたら、禁煙外来を受診するのも良いでしょう。
個人で達成出来ない禁煙には、チャンピックスが有効です。チャンピックスに含まれている有効成分はバレニクリンという成分で、これが脳内のニコチン受容体に結合することで、ニコチンが入ってきても結合出来なくします。なので、喫煙してもニコチンで快感を得ることが出来ず、吸っても美味しいと感じにくくさせます。また、バレニクリンがニコチン受容体に結合すると、そこから少量のドーパミンが放出されるので、ドーパミン切れの不快症状を抑えることが出来ます。今まで何をやっても禁煙出来なかった人でも、ニコチンの害を受けずに、ストレスを感じないで禁煙治療出来るというメリットがあります。
チャンピックスを使って禁煙治療の波に乗ってきたら、ランニングなどスポーツに打ち込んでみるのも良いです。喫煙中の体は酸欠状態ですぐに息が上がってしまいますが、禁煙期間が長くなると次第に循環器の状態が良くなっていきます。今まで10mも走れば息が上がっていたという人でも、長時間のランニングが出来るまでに回復することもあります。ランニングをすることで、体が回復していく快感を感じられるのがメリットです。タバコのニコチンで得る快感よりも、体が回復している快感を得るほうが、何倍も気持ち良いと思えてきます。そこまでくれば禁煙治療はほぼ達成したも同然です。自信を持って良いです。